2009年10月21日水曜日

10月21日: "ほぼ"順調!

レコーディングダイエットは順調に進んでいます。
開始してから3kg減量!!
Doctor's Gymに通いだしてからは4kgの減量です。
Doctor's Gymも何とか週1.5回程度行くようになっています。
で、"ほぼ"と書いたのは、前回ちょっと書いた「後遺症」のため、せっかくDoctor's Gymに行っているのに運動を制限しなくてはならないからです。

実は、今から2週間ほど前に、世にも恐ろしい事故に遭いました。ベッドの枠に固定してある(はずの)酸素ボンベが外れて、私の左足に落下したのです。
たまに手術室で麻酔をかけることがあるのですが、手術後に患者さんが手術室から出るときにベッドの頭側に立って色々と作業をしていました。そうしたら、突如酸素ボンベ(付属品等を含めて約8kg程)が50cm位の高さから左足の甲に落ちてきたのですッ!!!

「大丈夫ですか?」と心配するスタッフに対し「大丈夫!とにかく患者さんを帰室させて!」とにこやかに振舞う北原先生。しかし、その額にはうっすらと冷や汗が!
自分の身体よりも、まず患者さんの命を気遣う…さすが神の手を持つ名医
ドラマ「風のガーデン」の主人公のモデルとも言われ、ブラックジャックをもしのぐとさえ…



なんて筈もなく(^_^;)、鈍的な衝撃が強すぎると、人間はかえって、すぐには痛みを感じない様です。
患者さんが手術室を出た後、1分位してから猛烈な痛み(というか何ともいえない感覚)が左足全体に広がり、思わずうめきながら座り込んでしまいました(-_-;)。
近くにいた整形の先生が来てくれ、レントゲンで確認したところ、骨は折れていませんでした(折れていたら即手術だった…)。
結局、打ち身ですんだのですが、それから数日は足がひどく腫れ、未だにあまり強い負荷をかけると違和感があります。そのため、下肢のROMが十分に行えません。ただ、加圧トレーニングは、傷の治癒促進効果もあるということなので行っており、問題はないようです。
あ、以上の事件はもちろん慈恵で起こったことではありません。念のため!

ついでに…
「神の手」とかマスコミで騒がれている先生方がいらっしゃいます。
確かに、手術の巧拙は術者によってかなり差があるのは事実です。何しろ、岡目八目の麻酔科医として、日米の様々な手術に立ち会ってきました。
ただ、現代の複雑な医療では「神の手」一人だけではどうしようもないのです。「神の手」を支える多くのスタッフ達も、「神の手」の要求にこたえられる水準になければうまくいきません。鎖は弱いところで切れるのです。どうもその辺りを、マスコミも、それに踊らされてしまう患者さん達もよくお解りではないようです。ただ、マスコミは確信犯かもしれませんけどねェ~。
あのゴルゴ13でさえ、困難な狙撃を達成するために、超一流のスタッフの協力を必要としています(例えばデイブ・マッカートニー)…って…
必要条件の一つとして、手術の際の麻酔を麻酔の専門家(麻酔専門医以上)が行っているかどうかです。…と、これは我田引水っぽいですが、私個人は本気でそう思っています。

先週は月曜日が休みだったため、1回しかDoctor's Gymに行けませんでした。

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