2009年11月4日水曜日

11月4日: ”~の壁”

一時期「~の壁」という表現がはやったことがありました。
きっかけは、ご存知のとおり、養老 孟司氏の大ベストセラー「バカの壁」という本です。
ところが、今アマゾンを見ると、あまり評価は良くありませんねえ…。505回レビューされていて、最低の★1つが145!20年後には忘れ去られている本の一つとなるのでしょうか?
ちなみに私は読んでいません。何しろ、彼に直接教わった世代ですから…(^_^;)。

最近、購入した本の中でもっとも評価が高かったのは、
デール・カーネギー著 「道は開ける」
です。この本はご存知の方も多いでしょうが、名著中の名著と呼ぶべきものでしょう。
初版がアメリカで出版されたのは1954年。それ以来世界数十カ国で翻訳されました。日本での翻訳は1978年のようです。
アマゾンでの評価は、総レビュー数116のうち、最高の★5つが95、★4つが19です。
まあ、お読みになった方も多いと思いますが、もしまだなら是非一度!

で、私の場合は"90kgの壁"です。どうしても、この壁を破ることができないでいます。まあ、瞬間的には89.8kgになったこともあるのですが…。
どうも「付き合い」というやつに、足を引っ張られています。つい最近も、寿司屋での宴会に参加することに「なっていました」し、7日には研究会(第2回運動器疼痛研究会:私もちょっと話をさせてもらいます)があるため、その後には打ち上げ必至。
13日には別の宴会が企画されているようで、15日には高校の同窓会。20日には…(-_-;)。

今のところは大丈夫ですが、リバウンドしないように気をつけないといけません。
もっとも、下値抵抗線は一度ブレイクするとそのまま上値抵抗線になることが多いので…って…(^_^;)


さて、今日偶然、NHKの「ためしてガッテン」を見ました。
「世紀の大発見!頑固な疲れの原因“物質F”」というテーマで、肉体的な疲労度を測定できる方法が確立されつつあり、それからみた「身体によい」疲労回復法は?…というような内容でした。
健康関係の話題がマスコミで扱われると、情報が大きくゆがんでいることが極めて多く、実際の臨床現場で対処する(=番組を見た患者さんの質問に答える)身としては苦労させられます。特にテレビは最悪で、以前はほとんどヤラセのような事もまかり通っていたようです。
その中で、この「ためしてガッテン」はかなりましな番組です。
さて、その肉体的疲労度に関わっている物質がFatigue Factor(FF)というものらしいです。慈恵のウイルス学教室の近藤一博教授が発見されたそうですが、全く存じませんでした(^_^;)ゞ

で、まあ現在も研究は進行中で、当面の結論は「疲れたら積極的に休みなさい」という事らしいです。
しかし、疲れたときの治療法とは別に、疲れにくくする「予防法」はないのでしょうか?
身体を鍛える≒トレーニングとしてストレスをかける、ことはどう影響するのでしょうか?FFの分泌がかえって高まるのか?それともストレス耐性ができて低くなるのか?
何となく(非科学的ですが)、加圧トレーニングは、疲れにくくするのに極めて有効な気がするのですがどうなんでしょう?>大友先生

先週は頑張ってDoctor's Gymに2回行ったのですが、頑張りすぎてばててしまいました…

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